国連防災会議、仙台であす開幕 減災目標、初採択へ


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 災害に強い世界の実現に向けた2015年以降の国際指針づくりをテーマに、第3回国連防災世界会議が14日に仙台市で開幕する。参加する国・地域は10年前に兵庫県で開いた前回会合の168を上回るとみられ、国内開催の国際会議としては過去最大規模となる。安倍晋三首相は初日の演説で、発展途上国に対するインフラ整備や人材育成の支援強化を表明する。指針は最終日の18日に採択され、災害による死亡率や経済損失などの削減目標が初めて盛り込まれる予定。

 会議は94年に横浜市、05年に兵庫県で開かれ、東日本大震災から4年を迎えた被災地で開催される今回は、首脳級に格上げされた。
(共同通信)