F35計画に抗議決議 伊江村議会、20日可決へ


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 【伊江】伊江村議会運営委員会(渡久地政雄委員長)は12日、米軍伊江島補助飛行場で新たに計画のあるF35戦闘機の訓練などに対する抗議決議を20日の3月定例会本会議に提出することを決めた。決議は全会一致で可決される見通し。

 F35戦闘機の訓練に向けて、米軍伊江島補助飛行場内の着陸帯LHDデッキを改修する計画がある。
 島袋秀幸村長は取材に対し「村が容認したAV8Bハリアー攻撃機の後継であることからF35の訓練に反対することは難しい」とした上で、「国からの説明はまだない。説明がないまま計画が進められると反対せざるを得ない」と話した。
 一方住民によると、13日には米軍のオスプレイ4機、ヘリ2機が一斉に飛来する様子が確認された。同日夕方には、米軍機からパラシュート降下訓練も確認され、訓練の増加が顕著になっている。