2015年度県立高校一般入試の合格発表が17日午前、各県立高校であった。全日制1万3453人、定時制251人の計1万3704人が合格し、それぞれが4月からの高校生活を思い描いた。
一般入試の志願者数384人に対し330人が合格した県立那覇高校(儀間清隆校長)には多くの受験生や家族が詰めかけた。合格者の受験番号が公表されると一斉に歓喜の声が上がった。
新垣潤二君(15)=金城中3年=は自らの受験番号67番を見つけ、共に合格した友人と笑顔で努力をたたえ合った。「まず(この喜びを)両親に伝えたい。高校では勉強とハンドボール部の両方に励み、文武両道を目指したい」と高校生活での目標を語った。
合格者が定員に満たなかった48校、85学科、28コースで2次募集を実施する。出願期間は18、19の両日。志願希望者は出身中学校を通じて、志願先の高校に申し込む。
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