浦添総合病院健診センター健康運動指導士の仲眞迅さんを講師に招いた第82期「新報女性サロン」第3回講座が17日、那覇市泉崎の琉球新報ホールで開かれた。
「楽しく動いて 脳を元気に!」と題して講演した仲眞さんは「運動することには寝たきりの予防や体力強化、脳の活性化、動脈硬化予防の効果がある」と呼び掛けた。
会場に集まった約500人の会員は、仲眞さんと共に体を動かし、運動の大切さを学んだ。
仲眞さんは、料理や姿勢を意識したウオーキングなど一度に運動と頭を同時に行い、脳に少し負担をかける「デュアルタスク」について説明し、「(同時にやることは)難儀ですね。でも、年を取っての難儀は認知症の予防につながり、自分自身のためになる」とアドバイスした。