船舶事故、死者・不明者100人 14年、前年比16人増


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 海上保安庁は18日、2014年の船舶事故による死者・行方不明者は前年比16人増の100人だったと発表した。このうち外国船の事故では41人と過去5年で最も多かった。

 海保によると、昨年9月に島根県沖で船が沈没し乗組員9人が行方不明になるなど、中国漁船の事故が4件あり、中国人計23人が死亡したり行方不明になったりした。10~13年の中国船の死亡事故は0件だったが、担当者は「急増の理由は不明」としている。
 一方、14年に事故を起こした船舶数は前年比148隻減の2158隻で、現在の方法で統計を取り始めた01年以降最少だった。
(共同通信)