全国の警察が昨年1年間に把握したストーカー被害は2万2823件(前年比8・2%増)で、統計を取り始めた2000年以降、3年連続で最多だったことが19日、警察庁のまとめで分かった。摘発も2473件(同30・9%増)と12年の統計開始以来、最も多かった。
警察庁は、過去最悪の更新が続いている被害の現状について「ストーカーに対する社会的関心が高まり、相談が増えている。危険性があると判断すれば積極的に事件化した」としている。
凶悪なストーカー事件が相次いだことから、警察庁は15年度から警察官を増員するなど対策を強化している。
(共同通信)
ストーカー被害、依然最悪 2万件超、摘発も最多
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琉球新報社