厚労省、指定難病を306疾患に 筋ジスなど追加


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 厚生労働省の検討委員会は19日、難病医療法に基づき医療費を助成する「指定難病」の2次選定分として、先天性ミオパチーや筋ジストロフィーなど196疾患を了承した。1月に助成を始めた1次選定分と合わせて指定難病は計306疾患となり、約150万人が対象になる。7月の助成開始を目指す。

 指定難病は、厚労省の難病対策委員会が2012年に従来の56疾患(約78万人)から約300疾患に拡大する方針を示し、下部組織の検討委の審議を経て14年10月に110疾患を選んだ。検討委はさらに追加すべき疾患があれば、病気のデータが得られた段階で検討するとしている。
(共同通信)