敦賀、東通の断層活動性を認定 有識者評価書


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 原子力規制委員会は25日、日本原子力発電敦賀原発2号機(福井県)と東北電力東通原発(青森県)の敷地内断層について議論する定例会合を開いた。いずれも有識者調査団が断層の活動性を認めた評価書で、報告を受けて確定した。

 原電は評価書に問題点があるとして取りまとめに反対していたが、新規制基準に基づく審査を規制委に申請する方針だ。
 東北電は昨年6月に東通1号機の審査を申請済み。規制委は、有識者調査団の評価がまとまるまで審査を事実上凍結していたが、評価書確定で本格的な審査に入る。
(共同通信)