沖縄にルーツを持つ世界各地の若者が集う第4回世界若者ウチナーンチュ大会(実行委員会主催)が9月10~15日にフィリピン・マニラ市で開かれる。「世界若者ウチナーンチュ連合会」のメンバーら実行委員会が8日、発表した。参加者を4月下旬から募る。
環境問題や貧困をテーマに途上国の現状を学び、国際感覚を身に付けるためのツアーも開く。交流の機会を増やすことを目的に宿泊は「合宿」の形式にする。
実行委員長の玉元三奈美さん(27)は、来年開催予定の第6回世界のウチナーンチュ大会に触れ「来年につながる大会にし、よりグローバルな視点に立って考えたい」と語った。大会に初参加する沖縄国際大2年の比嘉隼人さん(19)は「交流を深め、将来につなげたい」と抱負を述べた。
参加者は県内在住のおおむね18~35歳の20人、海外在住の若者50人、オブザーバー50人を予定。協賛企業も募集している。問い合わせは事務局(電話)080(8386)6348(比嘉)。
英文へ→Worldwide Youth Uchinanchu Festival to be held in the Philippines in September