勝てば甲子園に招待 宜野座村少年野球大会


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「子どもたちにいい目標になる」と話す當真淳宜野座村長(左から2人目)ら関係者=17日、宜野座村役場

 【宜野座】宜野座村商工会青年部と阪神タイガースは、5月下旬に村内の少年野球4チームが出場する「宜野座村少年野球ドリーム大会」を共催し、優勝チームを8月29、30の両日、阪神甲子園球場(兵庫県)での阪神タイガースの試合観戦に招待する。

費用は阪神タイガースが負担する。
 優勝した子どもたちは試合観戦だけでなく、いずれか1試合で選手の手を取り守備位置まで連れて行く「エスコート」も行う。子どもたちによる始球式も調整中だ。
 同大会はことしで18回目で、これまで村商工会青年部が単独で主催してきた。出場チームは松田クラブ、宜野座ファイターズ、惣慶ヤンキース、漢那イーグルス。
 阪神タイガースは2003年から、宜野座村で春季キャンプをしている。球団との関係をより深めていこうと、村側からこの事業を提案したという。當真淳村長は「(高校野球で有名な)甲子園に行くというのは、子どもたちにとっていい目標になる」と期待した。8月29日には、村民らが球場周辺で宜野座村の観光パンフレットを配るなどして、キャンプ地としての魅力を発信する予定だ。