「タッちゅん」よろしく 新キャラで伊江島PR


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ゆり祭りに登場した子どもたちに人気の観光イメージキャラクター「タッちゅん」=18日、伊江村のリリーフィールド公園

 【伊江】伊江村(島袋秀幸村長)の魅力を県内外にPRする新たな観光イメージキャラクター「タッちゅん」が11日、第23回伊江島一周マラソン大会でお披露目された。

 島のシンボル「伊江島タッチュー」の大きな帽子がチャームポイントで、テッポウユリとフェリーが描かれている。ピーナツをかたどったパンツ、背中には島ラッキョウを背負い、鳥をモチーフに島の魅力を全ていいとこ“どり”すると掛けている。体は小さいけれど夢は大きく、伊江島大使として世界に羽ばたく。
 村は昨年8月にキャラクターのデザインを募集し、621点の応募があった。選定委員会で10作品に、同11月から村のホームページなどによる投票を実施して5昨品に絞った。最終的に同会の投票で糸永泰子さん(豊見城市)の作品がグランプリに輝いた。
 同大会のふれあいパーティーで村民をはじめ、マラソン出場者にお披露目され「かわいいー」と歓声が上がった。
 島袋村長は「島の魅力が詰まった個性豊かなキャラクターが誕生した。島の情報を発信するキャラクターとして愛着を持ってほしい」と期待した。
 「タッちゅん」は18日に開催された第20回伊江島ゆり祭りのオープニングセレモニーにも登場し、子どもたちや観光客の人気を集め、記念撮影に応じていた。今後は村内外のイベントで活躍の幅を広げる予定。(金城幸人通信員)