【辺野古問題取材班】米軍普天間飛行場の移設に伴う名護市辺野古への新基地建設で、28日午前11時半ごろ、反対する市民ら4人が乗っていた抗議船1隻が転覆した。乗員は全員救助されたとみられるが、うち1人が救急搬送された。この船に乗っていた乗員の中には、現時点で海上保安庁に拘束されている市民もいるとみられる。
反対する市民らは海上保安官が抗議船に乗り移った際、船が転覆したと主張している。
28日午前、海上では抗議船8隻とカヌー10艇、サバニ2隻が作業中止を求め抗議運動を展開。海上保安庁のゴムボートが取り囲むなどにらみ合いが続いていた。【琉球新報電子版】