【うるま】G☆W祭与勝闘牛大会(与勝闘牛組合主催、琉球新報社共催)が3日、うるま市石川多目的ドームで開催された。シーの一番では2カ月ぶりの復帰戦となる大志パンダが、割り技からの腹取り攻撃で八重山産の荒技牛・雷神ひととせを下し、優勝を果たした。
シーの二番は、デビュー戦となる東山夢宝勝が速攻の腹取りで突撃白龍を35秒で退けた。
この日一番の熱戦を見せたのはシーの三番、モア対琉桜戦。モアは序盤から、湾曲した角を使った割り技攻撃で優勢に試合を進めた。モアは何度も腹取りを狙うが、琉桜も持ち前の闘志で必死に防戦する展開となった。開始から10分が過ぎたところで両牛に疲れが見え始めると、モアが一気に攻勢を強めた。最後は琉桜が敗走し、モアが13分39秒の長期戦を制した。
【優勝】大志パンダ
【殊勲賞】南星☆キッド
【技能賞】琉神風道
【敢闘賞】モア