琉神マブヤー医療センターに参上 電撃訪問に子どもたち笑顔


この記事を書いた人 Avatar photo 琉球新報社
琉神マブヤーと握手し、笑顔を見せる子どもたち=5日、南風原町の県立こども医療センター

 沖縄生まれのヒーロー「琉神マブヤー」が5日、南風原町の県立南部医療センター・こども医療センターに現れ、大型連休中も病院で過ごす子どもたち約25人を激励した。テーマソングとともにさっそうと登場し、握手をしたり記念撮影をしたりして子どもたちを元気づけた。

 生まれた直後から腎不全の治療を続ける金城力生ちゃん(4)は病院のベッドで常にマブヤーのDVDを見るほどの大ファン。マブヤーが登場すると、右手を高く掲げるおなじみのポーズで歓迎。抱っこされて泣き出したが、サインをもらうと満足そうに笑顔を見せた。母の香さん(42)は「いつもマブヤーを見てつらい治療も頑張っている。感激しました」と喜んだ。
 真喜志里弥さん(10)は「マブヤーが出てきたときはびっくりした。本をもらえてうれしかった」とにっこり笑った。