高齢の独居男性、「幸福」薄い 内閣府調査


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 1人暮らしの高齢者で、自身が幸福だと感じている男性は女性の半分―。内閣府が独居の65歳以上を対象に実施した意識調査で、こんな結果が出た。用事を頼める人の有無など人付き合いでも男女の違いが浮かび上がった。

 調査は昨年実施。政府が6月に閣議決定する2015年版高齢社会白書に盛り込まれる。
 調査では「とても幸せ」を10点、「とても不幸」を0点と設定し、高齢者に何点か採点してもらった。
 10点と答えた女性は18・0%で、8点以上は計43・6%だった。一方、10点の男性は8・4%で、8点以上も計22・7%にとどまり、女性のほぼ半分だった。
(共同通信)