邦人ら17人下山確認できず マレーシア、負傷者26人


この記事を書いた人 Avatar photo 琉球新報社

 【クンダサン共同】マレーシア東部ボルネオ島のキナバル山で5日起きた地震の影響により、山頂付近で足止めされた多数の登山者のうち、6日午前3時半(日本時間同4時半)現在、日本人1人を含む登山者14人とガイド3人の計17人の下山が確認できていないことが分かった。ほかの173人は麓の村クンダサンに下山した。警察当局者が明らかにした。

 173人のうち26人は落石などで負傷しており、病院で手当てを受けた。負傷者の1人は意識不明という。警察は5日、マレーシア人の山岳ガイドの男性(30)とシンガポール人の少女(12)の計2人の死亡を確認している。
(共同通信)