命のつながり実感 こどもの国、慰霊の日で企画


社会
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命のつながりを表現するペーパークラフトに挑戦した子どもたち=6日、沖縄市胡屋の沖縄こどもの国ワンダーミュージアム

 【沖縄】沖縄市胡屋の沖縄こどもの国は6日、慰霊の日特別ワークショップ「つなぐ〓つながる」を園内のワンダーミュージアムで行った。

 ミュージアムのスタッフが集まった約20人の子どもたちを前に絵本『いのちのまつり つながっている!』を読み聞かせ、へその緒で過去に無限につながる命を伝えた。
 読み聞かせの後、参加した子どもたちは、1枚の長い紙を使ってペーパークラフトに挑戦した。人が数珠つなぎになった完成作に「ひいおばあちゃんの名前は?」などと親に聞きながら名前を書き込んだ。
 浦添市から来た比嘉正貴君(6)=市立宮城小1年=は「全部は書けなかったけど、7人の名前が書けた。命がつながる本を見て、楽しかった」と話した。
 ワンダーミュージアムでは29日まで命や沖縄戦体験、原爆、人権などに関わる絵本を約70冊展示している。
 23日は平和のメッセージ入りのペーパークラフトを羽ばたかせるなど、特別プログラムを実施する。

※注:〓はハートマーク