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宮森の事故現場、歩いて思いはせ ひまわりキッズきょう公演

久高政治さん(右)から事故当時の様子を聞くひまわりキッズシアターのメンバーら=5月30日、うるま市の石川庁舎

 【うるま】宮森小米軍ジェット機墜落事故が起きた6月30日を前に、市内の子どもたちでつくる劇団「石川ひまわりキッズシアター」のメンバーらが5月30日、事故を体験した石川・宮森630会会長の久高政治さんの話を聞きながら、ジェット機墜落事故を受けた現場を訪ねるフィールドワークを行った。

親戚から事故の様子を聞いたメンバーもおり、実際に足を運んで当時を想像し「かわいそう」「記憶を残したい」と口々に話した。
 メンバーらは、市石川庁舎内で開催されている事故当時の宮森小学校の様子や墜落時の写真、報道などのパネル展を食い入るように見詰め、学んだ。久高さんから「普段の何もない時に突然ジェット機が墜落した。当時は校庭にいて、家まで大回りして帰った。やけどを負った」と説明を聞き、当時に思いをはせた。
 その後、当時の石川市6区5、8班(現松島区)にジェット機が墜落し、家々を引きずって宮森小学校校舎まで激突した場所を歩いた。小学校で亡くなった人を刻銘している「仲よし地蔵」の碑の前では千羽鶴を供え、黙とうした。
 宮森小学校5年の金城沙奈さん(10)は事故を体験した祖父から「当時、急いで家に帰ったらひいおばあちゃんが丸焦げになっていた」と聞いていた。金城さんはフィールドワークを終え「公演を成功させたい。おじいちゃんや、ジェット機の墜落で亡くなった人たちにも天国から見てほしい」と願った。
 ひまわりキッズシアターの公演は22日に、石川中学校体育館で学生を対象に実施する。