不登校の子ども個々に計画策定 支援策で有識者会議


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 不登校の子どもらへの支援策を検討している文部科学省の有識者会議は26日、学校や関係機関と保護者らが話し合い、子どもを学校に戻すために一人一人に対応した教育支援計画を策定するよう提言する中間報告の素案を示した。7月にも案を取りまとめる。

 個別の教育支援計画は子どもや保護者、担任のほかスクールカウンセラーらが話し合って作成する。不登校になったきっかけや不登校が続く理由、具体的な支援内容を入れ、関係者が情報を共有できるようにする。
 計画通りに進めても学校に戻れない場合、情報通信技術(ICT)を使った学習支援やフリースクールの活用も検討。
(共同通信)