【中国時報】初の志願兵、訓練始まる


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 今年から募集を開始した志願兵が先ごろ入隊し、4日から訓練が始まった。今年第1期志願兵には、506人が応募したが、入隊は472人。嘉義県大林鎮の基地で4日、国防部の蔡明憲副部長(副大臣)が列席し、入隊式典が行われた。
 志願兵の服役期間は3年で、給与は2等兵で月額2万7105元(約9万2000円)。服役中は、水道、電気料金の割引き、各種補助金などの福利厚生措置を受けることができる。服役1年半で、士官に志願することもできる。兵役満了時に希望すれば軍に残れるが、退役を志願すれば、15万元(約50万円)の保険金が支給されることになっている。
 志願兵の募集にかかわった軍関係者は「現在の応募状況からみて、今年は募集目標を達成できるとみている。来年からは募集人数を増やし、年間1万3000人を募集する」と述べた。