座間味でサバニ帆漕レース エミ丸、海想がV


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古座間味ビーチをスタートする各艇=6月28日

 【座間味】帆掛けサバニで速さを競う「第16回サバニ帆漕(はんそう)レースと第4回マリリンカップ帆走レース」(那覇市、座間味村、帆かけサバニ保存会主催)が6月27、28の両日、開催された。

 27日のマリリンカップ帆走レースは、座間味島の岬にマリリン銅像がある海域から古座間味海浜までのレースで、15艇が参加した。
 28日の本番レースは古座間味ビーチと那覇港沖間の約36キロのコースで行われる予定だったが、海上がしけたため、コースを変更して座間味村内の無人島を回るレースとなった。40艇がレースに臨んだが、うねりが高まり、悪戦苦闘のレース展開となった。
 サバニクラスで「エミ丸」(大城清艇長)、ニーサギ(アウトリガー付き)クラスでは「海想」(森洋治艇長)が優勝した。(宮里芳和通信員)