日本水族館協会の資格回復 イルカ漁対応で世界協会


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 【ジュネーブ共同】世界動物園水族館協会(WAZA、スイス)は9日、日本動物園水族館協会(JAZA)が和歌山県太地町の追い込み漁によるイルカの入手禁止を決めたことを受け、方針転換に疑いの余地はないと結論付け、JAZAの会員資格の停止処分を正式に解除したと発表した。

 WAZAは、JAZA会員の水族館が太地町の追い込み漁で捕獲されたイルカを入手していることが倫理規定に違反していると指摘。4月21日付で会員資格を停止し、5月21日までに改善されない場合の除名を通知していた。
(共同通信)