熱中症搬送、全国で6千人超える 猛暑日続き前週から倍増


この記事を書いた人 Avatar photo 琉球新報社

 総務省消防庁は22日、13~19日の1週間に、全国の6165人が熱中症の症状で救急搬送され、うち14人が搬送時に死亡したとの速報値を発表した。前週の3190人からほぼ倍増した。各地で猛暑日となった週の前半に搬送者が集中した。

 都道府県別で見ると、埼玉が605人で最も多く、東京の578人、大阪の340人と続いた。死亡は埼玉が6人、岩手が3人、福島、栃木、群馬、東京、兵庫が各1人。
 近畿や関東甲信などで梅雨が明け、今後も暑い日が続くとみられる。消防庁は小まめな水分補給や適度の休憩といった熱中症予防策を呼び掛けている。
(共同通信)