東京都調布市の住宅街に離陸直後の小型プロペラ機が墜落し8人が死傷した事故で、小型機が離陸後、高度が上がらずに低空飛行のまま1分足らずで墜落していたことが27日、警視庁調布署捜査本部への取材で分かった。墜落直前、機体から異常音がしていたことも判明、捜査本部はエンジンなど機体に何らかのトラブルがあった可能性もあるとみて捜査している。
捜査本部は同日、業務上過失致死傷容疑で墜落現場を検証した。機体や焼損した家屋を調べるとともに、負傷した搭乗者ら関係者から事情を聴いて墜落原因を調べる。
(共同通信)