協会けんぽ、16年度保険料率軽減の可能性も


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 中小企業の従業員らが加入する全国健康保険協会(協会けんぽ)の沖縄支部(宮里博史支部長)は15日、2015年度第1回評議会を那覇市の同支部で開き、14年度医療給付費が見込み額より6億9千万円少なかったと報告した。

差額が大きいことから「16年度の保険料率を決める際の好材料になるのではないか」とみており、現状の収支状況が維持されれば来年度は保険料率が引き下げられる可能性があるとした。1人当たりの医療費は、全国1万4684円(15年3月)に対し、沖縄は1万3328円(同)と全国より低い。