米軍ヘリ、飛行中クレーン接触か 負傷の2人は特殊部隊員


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 沖縄県うるま市沖で訓練中の米陸軍ヘリコプターが米艦船上へ墜落した事故で、ヘリは何者かに乗っ取られた船を制圧するとの想定で訓練を行っていたことが13日、日本政府関係者への取材で分かった。

 ヘリは低空飛行中に船の甲板上のクレーンなどに接触して墜落したとみられ、在日米軍は当時の状況や事故原因を調べている。
 また、搭乗していて負傷した陸上自衛隊の2人が、中央即応集団の中でテロ・ゲリラ対処などを担う特殊部隊「特殊作戦群」所属であることも判明した。
 関係者によると、訓練は米陸軍特殊部隊員がヘリから降下し、武装勢力から船を奪還する内容。
(共同通信)