爆弾テロ、10人以上関与か 計画周到とタイ警察


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 【バンコク共同】タイの首都バンコク中心部の爆弾テロで、国家警察は20日、少なくとも10人が犯行に関与したとの見解を示した。数カ月にわたり周到に計画した疑いがあるという。地元メディアが報じた。

 爆発物とみられるリュックを現場に置いて立ち去った氏名不詳の男に関して、警察は爆発物の取り扱いに習熟した「プロ」の可能性が高いと強調。他の人物が現場を下見したり男の逃亡を手助けしたりするなど、背後に何らかの組織が存在していたとみて調べている。
 男について警察は、外国人とみられると判断。逮捕状を取るとともに、国際刑事警察機構(ICPO)を通じて国際手配した。
(共同通信)