非常に強い台風15号は24日午前11時現在、久米島の北北西約60キロにあり、久米島や慶良間諸島、沖縄本島の一部などを暴風域に巻き込みながら時速30キロの速さで北東に進んでいる。沖縄気象台によると、本島地方に昼過ぎに最接近する見込みで、暴風や高波に厳重に警戒するよう呼び掛けている。
久米島空港で午前10時7分に最大瞬間風速54・0メートル、多良間空港では午前0時19分に同46・8メートルを記録した。
台風の中心気圧は940ヘクトパスカル、中心付近の最大風速は50メートル、最大瞬間風速は70メートル、南東側120キロ、北西側90キロで風速25メートルの暴風域、南東側390キロ、北西側280キロでは風速15メートルの強風域となっている。【琉球新報電子版】