112人が自主避難 1万9千百戸が停電


社会
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 台風15号の接近に伴い、県内では24日午前11時現在で112人(琉球新報社集計)が公共施設などに自主避難している。一方、暴風警報が解除された宮古、石垣地方では自主避難していた人は同日午前までに全員が帰宅した。沖縄電力によると24日正午現在、県内で約1万9100戸(うち石垣市が1万3900戸、久米島町が3400戸)が停電している。

 台風の接近で久米島町の大田川の水があふれ、仲泊・大田地区の埋め立て地域に冠水が発生した。うるま市の昆布ビーチでは2トントラックの横転事故があり、運転していた40代男性が打撲のけがを負った。嘉手納町水釜では街灯が折れる被害があった。那覇市泉崎のバスターミナル地区付近では倒木があり、停車していた車両に倒れた。宮古島市平良では街灯が根っこから倒れた。【琉球新報電子版】