台風15号、九州に上陸 全県で停電、けが人も 


社会
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 強い台風15号は25日午前、熊本県荒尾市付近に上陸し、九州北部を北に進んだ。午後には日本海に抜ける見込み。気象庁は、西日本で26日にかけて大雨になる恐れがあるとして、土砂災害や浸水、河川の増水に警戒を呼び掛けた。

 台風の影響で熊本、大分、鹿児島の各県でトラックが横転するなどして少なくとも計7人が負傷。九州電力によると、25日午前8時現在、九州全県で計47万戸以上が停電となった。九州新幹線の全線と山陽新幹線の広島―博多間、JR九州の在来線が始発から運転を見合わせた。空の便も九州各地を発着する便を中心に欠航が相次いだ。
(共同通信)