【粟国】28日に起きた第一航空の双発プロペラ機DHC―6―400型が滑走路を右側に外れ、フェンスに激突した事故で、事故調査のために国土交通省運輸安全委員会が派遣した山崎博介航空事故調査官らが29日午前、粟国島へフェリーで到着した。
航空事故調査官3人は午前10時40分すぎに粟国空港入りした。関係者に話を聞くほか、小型機や滑走路に残された跡などを含め事故の状況を詳しく調べる。
空港滑走路では粟国村職員や県警職員の姿も見られた。調査官は調査後、報道陣向けに説明を行う予定。
国土交通省は同機の衝突事故を航空事故と認定。調査官は28日に沖縄本島入りし、第一航空で資料などの確認などを行った。
【琉球新報電子版】