辺野古、作業再開を警戒 雨の中、市民ら200人が抗議


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雨の中、集会を開き新基地建設に抗議する市民ら=7日午前10時半、名護市辺野古

 【辺野古問題取材班】米軍普天間飛行場の移設に伴う名護市辺野古の新基地建設計画で7日午前、辺野古のキャンプ・シュワブゲート前では雨の中、計画に反対する市民ら200人余りが抗議の声を上げた。

 ゲート前では午前10時から集会が始まり、約150人が集結。11時半ごろには那覇から「島ぐるみ会議」のメンバー50人余りが加わった。辺野古の問題をめぐる県と政府の集中協議の最終会合が同日夕に東京で予定される中、市民からは政府の海上作業再開を警戒する声が上がっていた。集会には東京から訪れた学生らも参加した。
 同日午後2時からは、市民らの勉強会「辺野古総合大学」が開かれ、芥川賞作家の目取真俊さんが「海上での闘いと今後の取り組み」と題して講演する。【琉球新報電子版】