鬼怒川水害22人不明に、茨城 宮城でも堤防決壊


この記事を書いた人 Avatar photo 琉球新報社

 豪雨で鬼怒川の堤防が決壊し、大規模な水害に見舞われた茨城県常総市では11日、警察や自衛隊が救助活動を続けた。市は午後1時現在、22人と連絡が取れていないとして、安否確認を急いだ。被災者は避難所や商業施設などで一夜を過ごし、朝には千人を超える人が孤立状態にあったが、正午までに約400人に減少した。

 宮城県でも記録的大雨となり、気象庁は11日未明、大雨の特別警報を出した。宮城県栗原市によると、大雨の影響で、女性(48)が死亡、男性(62)が行方不明となった。一連の豪雨被害の死者は計3人になった。
 宮城県大崎市では渋井川が決壊、住宅街が浸水した。
(共同通信)