北東アジアの不安定化も 韓国、朴政権には圧力


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 【ソウル共同】安全保障関連法の成立について韓国の聯合ニュースは19日未明、参院本会議での可決とほぼ同時に速報し、同法成立は北東アジア情勢の不安定化につながりかねない「重大変数」になると解説した。安倍政権の歴史観を理由に日本政治の「右傾化」が進んでいると警戒する韓国世論は法案審議に関心を寄せ、17日の参院平和安全法制特別委での採決強行も多くの新聞が一面で報じた。

 一方、朴槿恵政権は、米軍への自衛隊による支援を強化する法整備に口出しできる立場になく、そんな気配もない。
 今後、日本の状況を黙認する朴政権と、歴史問題で日本を批判する勢力との対立が深まりそうだ。
(共同通信)