【中国時報】台湾人は投資に対し自信過剰 花旗銀行


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 花旗銀行は先ごろ、INSEAD(欧州経営大学院)のアジア学部に委託して実施した台湾、香港、シンガポールの投資傾向に関する調査結果を発表した。報告では「台湾人は一般に投資に対し自信過剰で、投機的色彩が非常に強く収益が安定しない」としている。
 調査は台湾、香港、シンガポールの投資家2500人を対象としたもの。3地域いずれの投資家にも、自信過剰で投機的傾向が強いことが認められた。「アメリカの投資家と異なり、投資に失敗した際に受ける打撃が比較的大きい」とも。また、アジアの投資家は専門家の意見を軽視する傾向があり、ファイナンシャル・アドバイザーを長期的な資産管理のプランナーではなく、「うまい投資先に関する情報提供者」程度にしか見ておらず、投資も単発的で計画性に欠けるため、収益に限りがあると指摘している。