【中国時報】 東南アジア出身減少  外国人配偶者南投県調査


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 南投県の民政局が先ごろ行った外国人配偶者に関する調査によると、過去半年間、大陸出身の配偶者は、依然増加傾向にあるが、東南アジア出身者は、減少の傾向にあることが分かった。

 調査結果によると、同県に居住する外国人配偶者数は、計6318人。うち中国大陸出身者は、3559人で、昨年9月より144人増加した。一方、東南アジア出身者は2903人で、205人の減少だった。

 県関係者によると、「中国大陸出身者は、教育レベルも高く、言葉にも不自由しないため、台湾の生活環境に適応しやすいが、東南アジア出身者は、言語や生活習慣など、文化的な差異が大きいため、不適応を起こしやすく、離婚して帰国、あるいは失跡する例が多い」と分析している。