【中国時報】ワールド・ゲームズ開催地 高雄市に大会旗渡る


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 “第2のオリンピック”とも称されるワールド・ゲームズ(IWGA)の第7回大会がこのほど、ドイツのディイスブルグで閉幕し、ロン・フローリック会長から次の開催地である台湾の高雄市の陳其邁市長代理に大会旗が手渡された。
 IWGAは、オリンピック協議種目に採用されていない種目の競技を行うスポーツの世界大会。競技は「公式競技」と「公開競技」に分けられ、2009年の高雄大会では、開催都市として、ソフトボールを「公式競技」として開催することを決めている。
 今回の閉幕式に大規模な代表団を送り込んだ高雄市は、閉会式前夜、フローリック会長と会談。席上登録名の「チャイニーズ・タイペイ」ではなく、「タイワン」を強調したため、会長が強く抗議するというハプニングもあった。今後の中国の出方など、開催に向けた不安要素も指摘されている。