【中国時報】ロングステイ埔里が「最適」　日本人シルバー層対象

　観光局は先ごろ、日本交流協会や日本観光協会台湾事務所、交通公社などの関係者による海外ロングステイ視察団を埔里に招き、２日間の視察ツアーを実施した。参加者からは「埔里が定年後の海外ロングステイには最適」と好評を得た。
　視察団一行は１日目、埔里名産の紹興酒の工場や医療機関などを視察。２日目は運動関連施設、民宿等の宿泊施設などを視察した。視察団は「これまで候補とされていた杭州が、中国の反日運動で人気薄になっていることもあり、同地は定年後のロングステイ先として有力」と評価。早ければ年内にも、ツアーの第一団を送り込みたいと述べた。
　台湾政府は、埔里を日本人シルバー層をターゲットとした保養地として開発する方針で、農家に滞在して田舎暮らしを体験できる宿泊施設など、関連施設を整備していくことにしている。