豊見城市がインスタのインフルエンサーをアンバサダー任命 無償で活動 5人と夫婦1組 沖縄


豊見城市がインスタのインフルエンサーをアンバサダー任命 無償で活動 5人と夫婦1組 沖縄 (後列右端から時計回り)徳元次人豊見城市長、インフルエンサーの国吉美奈子さん、宮城萌子さん、平安千恵美さん、林誠さん、おでかけぐらむの2人、翁長愛音さん=10月16日、豊見城市役所
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 豊見城市は、観光振興と地域活性化に向けて交流サイト(SNS)のインスタグラムを活用した情報発信をするため、発信力のあるインフルエンサーをアンバサダーに任命した。アンバサダーの委嘱状交付式が10月16日、同市役所で行われた。徳元次人市長が、インフルエンサー5人と夫婦1組に委嘱状を手渡した。


 就任したのは翁長愛音(えでぃっと)さん、宮城萌子さん、アカウント名「オキナワ・ミナ」の国吉美奈子さん、「メグチュラ」の平安千恵美さん、「バナナおじさん」の林誠さんと、夫婦で活動する「おでかけぐらむ」さん。
 アンバサダーは自身のアカウントを通して豊見城市の魅力を発信する。市が特産品やイベントを紹介するために投稿を依頼することもある。任期は2024年3月末まで。活動は無償。

 豊見城市は、市内在住かどうかにかかわらず関心のあるインスタグラム利用者を対象に9月上旬まで募集していた。30件超の応募があったという。熱意や投稿の内容・技術、フォロワーの地域・年齢層などを考慮して選考した。16日の交付式で、徳元市長は「この街がいかに観光都市として魅力的かなどを、皆さんに発信してもらいたい」と呼びかけた。

 翁長さんは「新しい大使(アンバサダー)の形をつくりたい」、宮城さんは「得意なウチナーグチと英語を生かしたい」、国吉さんは「瀬長島だけではない観光や、文化もPRしたい」、平安さんは「歴史などに興味がある」、林さんは「字豊見城でバナナ栽培をしている。いろいろ発信したい」などと話した。おでかけぐらむの2人は「観光名所なども発信したい」と話した。 

(岩崎みどり)