川崎吉正さん(78)の写真2点が入賞 2年連続の快挙 第26回全国総合写真展で 沖縄・南城


川崎吉正さん(78)の写真2点が入賞 2年連続の快挙 第26回全国総合写真展で 沖縄・南城 「今そこにある命、涙目のシャッター」
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 【南城】兵庫県から移り住んで50数年になる南城市佐敷新開の川崎吉正さん(78)が自然と野鳥に魅了され、カメラに納め、第27回全国総合写真展に応募したところ、2作品が入賞し、昨年の入選に続いて2年連続の快挙となった。

 川崎さんは、自宅の庭で巣作りしてせっせと餌を与えるメジロの親子を撮影。「今そこにある命、涙目のシャッター」の作品で審査員奨励賞となり、今年5月、デイゴの咲くころ、南城市内の海岸で約1週間かけて撮影した「朝もやに浮かぶ太陽」の作品が「秀作」に選ばれた。

審査員奨励賞に入賞した作品を掲げる川崎吉正さん=10月19日、南城市佐敷新開

 12月13日から、東京都美術館で開催される総合写真展で展示される。第26回全国総合写真展にも「青、緑のお月さん」の写真を出展し入選したばかりの川崎さんは「快挙の心境です。これからも素晴らしい写真撮影に努めてまいります」と喜びを語っている。
 (知花幸栄通信員)