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木内さん 九州で最優秀賞 若い経営者の主張 全国大会へ意気込み


木内さん 九州で最優秀賞 若い経営者の主張 全国大会へ意気込み 「若い経営者の主張発表大会」で九州地区代表に選ばれた宜野湾市商工会の木内清佳さん(左)と松川正則市長=10月24日、宜野湾市役所
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 【宜野湾】九州地区の商工会青年部メンバーによる「若い経営者の主張大会」の九州大会が9月に宮崎県であり、沖縄代表で出場した宜野湾市商工会の木内清佳(さやか)さん(44)が最優秀賞を受賞した。沖縄代表が九州大会で最優秀賞を獲得するのは約20年ぶり。
 木内さんは7月に開催された沖縄大会で最優秀賞を獲得し、女性として初の沖縄代表となった。11月に開催される全国大会に九州代表として出場する。
 木内さんは認可外保育施設や学童を経営する「ラウレアオーシャン」の社長。発表の中では、圧倒的に女性が少ない商工会活動の中で、男性向けに「生理体験」や「妊婦体験」を企画した経験を紹介した。男性も女性特有の身体的負担を知ることで「家庭を大事にしながら社会で働いてほしいと思った。また職場でも女性従業員への配慮につながる」と話した。
 木内さんは10月24日に宜野湾市役所を訪問し、松川正則市長に九州代表に選ばれたことを報告した。松川市長は「全国一を狙ってください。沖縄の若手のリーダーとしてますます頑張ってほしい」と激励した。
 (島袋良太)