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北谷の戦前戦後を議論/「町民平和の日」にシンポ


北谷の戦前戦後を議論/「町民平和の日」にシンポ 平和シンポジウムで北谷町の戦後復興について議論を交わした関係者ら=10月22日、北谷町のちゃたんニライセンター(提供)
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 【北谷】北谷町は10月22日の「北谷町民平和の日」に、平和の尊さや命の大切さを考えてもらおうと「北谷町平和祈念祭」を町のちゃたんニライセンターで開催した。
 戦後、町全域は米軍に占領され、町民が町内の一部に居住が許されたのが1946年10月22日だった。町は戦後復興が始まった日と位置付けている。
 シンポジウムに渡久地政志町長や前町長の野国昌春氏、沖縄アーカイブ研究所の真喜屋力氏が登壇した。戦前戦後の映像を流しながら、北谷町の戦後復興について議論を交わした。同日開催の平和祈念展では、町内各学校の平和学習の取り組みなどがパネルで紹介された。
 (石井恵理菜)