有料

さわふじ祭りでハワイ支援/西原/8団体がエイサー、ダンス


さわふじ祭りでハワイ支援/西原/8団体がエイサー、ダンス さわふじ青年エイサー祭りの出演者ら =11月5日、西原さわふじマルシェ
この記事を書いた人 Avatar photo 琉球新報朝刊

 【西原】第17回さわふじ青年エイサー祭り~ハワイマウイ島チャリティーイベント~(同実行委員会主催)が11月5日、西原さわふじマルシェ駐車場で開催された。8団体の勇壮なばちさばきによる演舞やさわりんダンス、締めのカチャーシーに約千人の来場者が盛り上がった。
 実行委員長の知念直樹さん(43)は「1カ月ちょっとの準備期間で企業や個人から協賛や寄付をもらった。今日は募金箱も用意しているので寄付もお願いしたい」とあいさつした。
 沖縄ハワイ協会の大城浩会長も会場に駆け付け、エイサーに見入って「若い人たちの力に感動」と拍手を送った。
 新川善勝さん(68)は「ハワイの支援ができるのがいいなあ。地元も頑張れるし、ハワイも頑張れると思う。戦後の食糧難の時にハワイから豚が送られてきた。恩を返すタイムリーなイベント」と話した。城間梨歌さん(48)は「後ろ(観覧席の)で踊る子どもたちもいて胸が熱くなった。私もウチナーンチュなんだなと思った」と笑った。
 11月24日には西原町役場で贈呈式が行われ、知念実行委員長から大城会長へ15万6873円の義援金と、青年会連合からの寄付金10万円が手渡された。大城会長は「マウイ島火災の損害は8千億円と言われ、復興には長い年月がかる。義援金をいただき心から感謝する」とお礼を述べた。 (小波津昭子通信員)