石垣市が「尖閣諸島対策室」を新設へ　市長「強く動ける強固な組織を」　24年度から　沖縄

　【石垣】石垣市は2024年度から尖閣諸島の諸課題について対応する「尖閣諸島対策室」を設置する方針を固めた。現在、企画部企画政策課が担っている尖閣に関する情報発信を、専門の部署を設けることによって強化する。配置人員数などの詳細は未定。

　12月15日の市議会一般質問で中山義隆市長は「尖閣に関わるあらゆるものについて、行政側の責任は必要だ。しっかり対応できる部署が必要で、庁内で検討し、より強く動ける強固な組織を作っていく必要がある」と述べた。（照屋大哲）