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「国頭さばくい」に拍手喝采 くにがみこども園で生活発表会


「国頭さばくい」に拍手喝采 くにがみこども園で生活発表会 生活発表会で「国頭さばくい」の演技を披露する園児ら=国頭村辺土名のくにがみこども園
この記事を書いた人 Avatar photo 琉球新報朝刊

 【国頭】国頭村立くにがみこども園(仲間美和園長)でこのほど、生活発表会が開かれた。3歳児から5歳児の6クラス約90人が練習の成果を披露した。新型コロナウイルス感染拡大防止のため、舞台前の観覧席の観客入れ替えなどを行って対策した。
 5歳の年長園児らのがじゅまる組は「国頭さばくい」を披露した。
 今回、幼児期から貴重な地域の伝統芸能を学ぶ機会を与えようと、奥間区の「国頭さばくい」に5歳児らが初めて取り組んだ。せりふの言い回しや踊り、やんばるの森から切り出した木を運ぶ様子などを元気にしっかりと演じ切り、息の合った舞台に大きな拍手が送られた。
 演技途中の創作ダンスでは、大人顔負けのリズム良いパフォーマンスに会場内から「うまい」「すごい」などの声や大きな笑い声、自然と手拍子が上がり、この日一番の盛り上がりを見せた。 (新城高仁通信員)