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ヨット選手と知念高生ら帆走 与那原 五輪目指し合宿 操作や心構え学ぶ


ヨット選手と知念高生ら帆走 与那原 五輪目指し合宿 操作や心構え学ぶ 会場での見学を終えてヨットをバックに記念撮影に臨む知念高校ヨット部の生徒ら
この記事を書いた人 Avatar photo 琉球新報朝刊

 【与那原】パリ五輪出場を目指し、与那原マリーナで強化合宿した日本セーリング連盟の選手と知念高校ヨット部員、小中校生が20日、体験交流会を同マリーナで開催した。セーリング連盟からコーチの関一人さんと選手の岡田奎樹さん、吉岡美帆さんら、知念高校からヨット部長の島袋秀俊さん、副部長の〓良流空さんら6人が参加した。与那原中3年の平良海咲さん、小学2年で妹の海結さん、母親の明子さん、天久小学校6年生の星野武蔵さん、母親のみゆきさんも交流会に臨んだ。
 参加者は岡田さんと吉岡さんがヨットに帆を取り付ける段階から見学し、モーターボート2隻に分乗して岡田さんと吉岡さんが操作するヨットに続いて海上に出た。
 岡田さんと吉岡さんからヨットを海面すれすれまで傾かせてセーリングする帆走操作を学んだほか、ヨット部の島袋さんと中学生の平良さんがヨットに乗り移って帆走体験をした。海上での体験を終えた後は、マリーナ会議室でコーチの関さんと吉岡さんがヨット部での心構えなどを指導した。
 関さんは「一番大事なことは自分の目標を立ててそれに向かってやり抜いて行く心構えだ」と強調した。高校の時にセーリングを始めたという吉岡さんは「毎日こつこつと練習に励むことが自信につながる」と説明した。 (知花幸栄通信員)