阪神タイガースの選手との交流会＝１月30日、宜野座中学校
琉球新報朝刊 【宜野座】阪神タイガースのキャンプ地である宜野座村で1月30日、球団から中野拓夢内野手、村上頌樹投手、中川勇斗捕手、椎葉剛投手が宜野座中学校を訪問し、交流会が行われた。
会場の体育館に「六甲おろし」をBGMに、中央から選手が入場すると、生徒らは盛大な拍手で出迎え、日本一を祝福した。質問タイムでは、最も印象に残っている対戦相手、試合前のルーティン、食生活の工夫など、野球部員らが積極的に質問した。座右の銘を尋ねられ、中川捕手は肉体の極限まで野球に打ち込む信念から「粉骨砕身」と答えた。中野内野手は憧れの選手について「大谷選手」と答えた。
「じゃんけん大会」では、勝ち残った生徒にサイン色紙が贈られた。
山城舞華生徒会長（2年生）は「交流会を通じて野球に興味を持ちました。質問会は私たちにも参考になりました。今年も『A．R．E．』を目指して頑張ってください」と感謝のあいさつをした。
球団キャラクター「トラッキー」も爆笑を誘い、選手も終始、笑顔で和やかな交流会となった。中野内野手は「夢を持ち続け、文武両道で頑張ってください」と生徒にエールを送った。阪神の今年のスローガン「A．R．E． GOES ON」の横断幕を掲げてクラスごとに選手と記念写真に収まった。 （池辺賢児通信員）
