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名護市で音楽マルシェ 琉球交響楽団、楽器体験も


名護市で音楽マルシェ 琉球交響楽団、楽器体験も 楽器紹介の演奏に聞き入る来場者=1月28日、名護市の名護市民会館
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 【名護】琉球交響楽団は1月28日、名護市の名護市民会館で音楽マルシェと題したコンサートを開いた。市民ら約100人が訪れ、クラシック音楽やアニメのテーマ曲のほか、名護ジュニアオーケストラやフラダンス「Halau Hula U’i(ハーラウ フラ ウイ)」とのコラボ演奏などを楽しんだ。コンサート冒頭では楽器の紹介と簡単な演奏もあり、参加者らは時折手をたたいて演奏を盛り上げた。
 コンサートは県と県文化振興会による2023年度沖縄文化芸術の創造発信支援事業の一環。琉球交響楽団は同事業を活用し、昨年8月から名護市内の公民館などで演奏を重ねてきた。気軽に足を運んでもらい音楽を楽しんでもらおうと、今回のコンサートではキッチンカーの出店やバイオリンの体験コーナーなどが設けられた。
 普段楽器に触る機会はないという城所晴代さん(51)は「弦の短いところで演奏していることを知り驚きだ。自分で音を出すのは楽しい。またやりたい」と目を輝かせた。 (武井悠)