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生活悩みを直接相談 名護 行政連携でおやこ食堂


生活悩みを直接相談 名護 行政連携でおやこ食堂 おもちゃ遊びを楽しむ親子=1月14日、名護市のいちごレイラニ保育園大中
この記事を書いた人 Avatar photo 琉球新報朝刊

 【名護】第6回「おやこ食堂レイラニ」(NPO法人笑いと未来の絆主催)と、日常生活で困っていることを市役所職員に直接相談できる「さぽんちゅ相談会」(名護市生活支援課主催)が1月14日、名護市のいちごレイラニ保育園大中で同時開催された。市内外から多数の親子連れが訪れ、食事やおもちゃ遊びを楽しんだ=写真。
 同時開催は今回で3回目。生活面などで悩みを抱える人と行政の橋渡しが目的だ。窓口では対応可能な課題はその場で対応し、その場で解決できない場合も後日対応や窓口の案内など適切なアドバイスを行う。
 会場には子育て支援に取り組む認定NPO法人フローレンス(東京)のメンバーも訪れ、行政と連携したおやこ食堂の取り組みを視察した。同法人の岡野優華さんは「(保育園に)通うことのできない家庭を含めて支援できる、地域の支援拠点となることが望ましい」と語った。
 次回のおやこ食堂と相談会は3月10日。問い合わせは笑いと未来の絆の大橋康郎代表理事、電話090(3073)3399。(武井悠)