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認知症について知ろう 本部町、瀬底小で授業


認知症について知ろう 本部町、瀬底小で授業 本部町や町地域包括支援センターが開いた認知症を学ぶ授業で、講師らの説明に耳を傾ける児童ら=1月31日、瀬底小学校
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 【本部】本部町と町地域包括支援センターは1月31日、瀬底小学校4、5年生19人を対象に、認知症について学ぶ授業を開いた=写真。講師を務めた同センター保健師の橋本聖子さんが、認知症は誰でもなり得ることや、若くても発症する可能性があること、早期の発見によって進行を遅らせることができることを伝えた。
 同センター看護師・具志堅里香さん、同センター言語聴覚士の平安山陽香さんは、認知症のおばあさんと、お母さん役となり、劇を通して、認知症の人と関わるときのコツを伝えた。授業に参加した児童からは「対応の仕方がわかった」「認知症のことがわかったので、もしそばにいたら助けたい」との感想が寄せられた。 (比嘉藍子通信員)